ご存知ですか、'Kyo'?

Chemin

'Quand on est arrives, on n'a jamais leve la banniere du   rock'n roll. On est un group de chansons'

Kyoというのは、フランスで人気のロックグループ。一昨年発売された2ndアルバムの'Le Chemin'が大ヒットして、いきなりメジャーになったそうな。私がフランスで知っている唯一のそれらしい歌手ですね。最近またアルバムを出しました。

Kyoの歌は、日本人も好きだと思う。ロックだけれども、緩いロック。それも自覚の上で曲を作っているらしい。上に書いたように、彼ら自身、ロックだR&Bだhiphopだとジャンルに縛られるのは馬鹿らしいと思っている。「歌を歌うグループ」だから。感心です。ポップ音楽のことを良く分かってらっしゃる…彼らがこういうことを言う陰には、コアなロックファンからの非難があるようです。「Kyoの曲は女性向けのへなちょこロックだ」「あんなのロックじゃない」とかね。「んじゃ、『ロック』じゃなくてもいいよ。好きなように歌を歌うし」っていうのがKyoの言い分。

日本の歌謡界を省みるなり、アーティストぶる歌手が増えてきた事に心を痛めている私にとってなんとも心強いお言葉であります。Kyo頑張ってください、Star Academyに負けるな。

次はクリスマスに私たちを虜にしたGwen Stefaniについて書きたいと思います。MTVで彼女を見たときは皆で釘付けになったものだよ…それにしても、ここで「書く」って言っといて書いてないこと多すぎだねぇ。