マルシェ・ド・ノエルめぐりの旅

akiko642004-12-25


22日からの4日間、ドイツ3都市を鉄道で旅してきました。シュトゥッツガルト・ニュルンベルグ・アウクスブルグをジャーマン・レイル・パスで回り、ユースホステルに泊まるという何とも安上がりな旅。
しかししかし、さすがユース発祥の地ドイツ、ユース初宿泊の私でしたが、そのキレイさと快適さに驚きました。特にニュルンベルグのユースはカイザーブルグ城の一部が改築されたもので、エントランスの石造りの重量感や、室内のウッディーな感じなど、雰囲気も良かった。
ドイツは食事がまずいというけれども、それをカバーして余りあるほどの旺盛なサービス精神でした。というか、実のところ、食事はそんなにまずくない。日本料理やフランス料理をドイツで食べようと思ったら、やっぱりまずいだろうけど、ソーセージやハムなどの肉製品は、さすがの貫禄で、グルモン(私たちが愛用している近くのスーパー)の白ソーセージもかないませんわって感じだった。特にニュルンベルグ・ソーセージは有名で、マルシェ・ド・ノエルではそれをパンにはさんで売っていた。
何よりも私たちを驚かせたのは、日本人観光客の多さです。アウクスブルグはさすがに日本人はいなかったけれども(きっとクリスマスだったから…)、シュトゥッツガルト・ニュルンベルグは電車に乗っても、ユースに泊まっても、日本人だらけで、びっくり。ドイツって(特に大都市でもないのに)日本人の間じゃそんなにメジャーな観光地ではないのに、こんなに沢山の日本人に会うとは。日本人の豊かさを実感。ニュルンベルグのユースでは一部屋全て日本人という快挙でした。
フランスとの比較で言うと、ドイツは消費大国という意味では、格段にフランスをリードしていると思った。今回はフランクフルトやミュンヘン、ベルリンなど大都市は回らなかったけれども、どの町にも目抜き通りがあり、その脇にはデパートや大型電気店が立ち並んでいた。その様子は、渋谷にも少し似てて…一言で都市化が進んでいるというのは、ちょっと違う気がするけれども、色んな資本がどんどん入ってきている。ストラスはその点、歴史の重みが、都市への資本の流入さえ抑制しているようなイメージがあって。まぁ、単にフランスがドイツと比べて貧しいだけかもしれないけど。ドイツのケバブ屋がこぎれいなレストラン風になっているのを目にすると、一抹の寂しさを感じるわけで。
そんなわけで、明日からはまた南仏に旅行に行きます。約10時間の電車の旅。

一人はザグレブ、一人はフランクフルトへと旅立った友人へ。クリスマスはストラスでも店が閉まっていました。買い物する気満々だったのに、手にすることが出来たのは残り物で出来たケバブだけです。3人での旅行楽しかったです。年明けに、また会いましょう☆Joyeux Noel, Bonne Annee et Bon Voyage♪