Nice〜Aix-en-Provence〜Avignon〜Paris

akiko642005-01-07


長い旅だった。本当に。先月22日にドイツに発ってから、殆ど行き着く暇なく旅行を続け、やっと5日にわがストラスブールに帰ってきました。今回は家族旅行。モナコ公国マルセイユ、アルルにも行けて、まさに南仏まるかじりツアーといった感じでした(本当によく食べた…)。
ミーハーな母の趣味で、マチス美術館、シャガール美術館(これは閉まってた)、ゴッホの入っていた療養所、ゴッホの描いたカフェや跳ね橋、ニーチェが『ツァラツストラ〜』の構想を練った道etc廻りました。ふぅ。
夜は夜で、夜景ツアーと称して、フランス人の方に案内してもらって、マルセイユモナコの都会なイルミネーションを楽しんで、美味しい魚介類を食べ…

特にモナコはセレブなホテルや車ばかりで驚いた。一台5億円もする車が平然と売られていたりして、たまげることばかり。ある意味ラスベガスのようなバブリーさを感じる国ではあったけれど、でも、そこはさすがヨーロッパ。気品を失っていない。ラスベガスは町全体がテーマパークという感じだけど、モナコは建物が中世的で、華やかな貴族の遊びが似合う。実際本当にお金持ちしか暮らしていないんだろうなぁと思う。あ、でもデューク更家さんや鈴木亜久里さんが家をお持ちだそうですよ。いいですねぇ。モナコ・グランプリのコースを一周して、帰途につく私たち…

写真はマルセイユの港。

去年も同じ時期にフランスを家族旅行したけど、今回思ったのは、フランスを旅行するなら、フランス語しゃべれた方がいい、ということ。旅行上必要な意思疎通なら英語で十分だけども、やっぱりフランス語で話した方が数倍やさしく応対してくれる。そのかわり悪口も分かってしまうけどね。今回も、母が駅の回転ドアに挟まって、回転を妨げていたとき、隣でドア掃除してた兄ちゃんが'putain!''merde!'と叫んでおりましたよ。意味分からない人は自分で調べましょうね。そういうときは、「フランス人の馬鹿野郎!」と思うけれども、大分慣れてきました、そういうのも。良い人もいるしね、フランス。そんな当たり前のことが分かり始めた今日この頃♪