現実逃避に行ってきました。

akiko642005-02-17


授業終了後友人と昼食を食べ、そこで偶然あったチューターに車で送ってもらい、来ました、ストラスブール現代美術館。

この美術館に来るのは2回目。前に来た時は大して面白いと思わなかったんだけど、今日は、James Lee Byars(私は初めて知った人ですが)の展示があって、結構面白かった。何もなかったエントランスには、金色の柱がでかでかと。そしていくつもの白い球体が数珠のように床に並べられておりました。可愛いという表現は多分間違っていると思うんだけど、こういうのを面白いと思う私は、ただの球体フェチではないか、とも考えてしまう。
この人は、同志社大で英語を教えてらっしゃったそうですね。ドイツ人の名前を叫びながら政府の建物によじ登るような人がどんな授業をしていたのか、興味あります。和紙を使った作品も沢山ありました。
美術館に言ったときはいつも併設のお店に寄って帰ります。目に付いたのが、女性アーティストばかりを特集した本。グルノーブルでも、同じシリーズでもう少し薄い本を見かけたんだけど、ここにもありました。やっぱりこういう時って、私は日本人を探してしまうんだよね。んで、いたんだけど、「モリ・マリコ」。し、しらない…世界中のアーティストの中から、全部でほんの20人ぐらいしか選ばれていないのに、そこに堂々と載るなんて、さぞかし有名なのでしょうが。誰か知ってますか?コスプレとアジアの競演というか、とにかくいろんな意味で強烈な「モリ・マリコ」。謎。


ちなみに写真は、Jean Arpの'Objets Celestes'。でもこれはGrenoble美術館にあった作品。Arpさんはアルザス出身だったんですね。こんなどんより曇った街にも芸術の華を咲かせる人はいるんですねぇ…