授業

学部の授業がいよいよ始まりました。昨日は3コマ今日は2コマ(うち一つ休講)。昨日は、政治社会学、ドイツ社会学現代社会学(映画の社会学)。今日は(なぜか)英語…

授業を受けていて気づいたことなのだが、授業で挙げられる参考文献の殆ど全てがフランス人の書いたもの。ドイツ人学者などの名前はさすがにちらほら紹介されるものの、英語圏の本はとんとお目にかからない。
それに加えて今日の英語の授業。フランス人の英語の出来ないことと言ったら…と一般化するのは良くないですね。アルザスでは普通第二外国語はドイツ語だから、英語は、私にとってのフランス語のようなものなのでしょう。でもさぁ…

  • yet→encore
  • give→donner
  • presents→cadeaux

「中学生かよ〜」と、つっこんでみても独り。これら単語の意味を答えたある生徒はまるでヒーロー扱いで。それじゃぁいつまでたっても英語の文献読めないよ。大学二年で英語の文献読めなかったら、どうするんだよ〜。と思ったけど、フランス人はヨーロッパの文献で自活しているから必要ないんですかね、英語。どおりで、英語の文献少なし。
いや、それでも、わからんね、フランス人の底力は。もちろん、英語ペラペラのフランス人も沢山いるしね。ま、でもアメリカの音楽ががんがんに流されているこの国なのにこの英語力、というところにちょっと驚いたわけで。そんな人もいるってことね。
しかし悔しいのは、意味が分かっていても仏文英訳、英文仏訳を瞬時に処理できないことです。わかるのに、わかるのに…最後には英語かフランス語かの区別が出来なくなる。

こうして学部の授業で、理解出来なさ故に凹みまくっている私達ですが、『私は頭悪くない』と思う事で自分を支えてゆきます。ふぅ、せつない…