インタビューを受けて。

政治学科(?)のフランス人の方のアンケートに答える。教育、女性の社会進出、就職活動、高校の制度など質問は多岐にわたる。5人でのグループアンケートだったので、答えが各々ばらばらで面白かった。でも、調査する側としては、こういうのも結構難しいだろうな、と思う。私はカトリックの女子高出身で、別の人が公立の共学高出身だったら、受けてきた教育もまるで違うし、それを「日本」ていうくくりで一般化することはできない。社会学の調査をやってて、何となく嘘をついてるような気がするのはこういうところだよ。苦労しますわ。

何にせよ、こういうことを話あってるうちに人の考え方が分かってくるのは面白いです。卒論で社会調査しろっていわれたら、私は統計でなく間違いなくインタビューにするね。統計も面白いけど、説明変数に還元できない現象はやっぱり言葉で説明するしかないでしょ、と思う。あ、素人考えで申し訳ない。