初夏は別れの頃

昨日、友達が帰国ということで、最後に一緒にカフェに行った。彼女はアメリカ人で、留学ではなく、もうストラスブールで英語の授業のアシスタントとして働きつつ暮らしていた。Gwan Stefaniが好きらしく、「スーパークールジャパニーズ」「スーパーかわいい!」を連発してた。私たちが「『スーパーかわいい!』、は言わないよ。日本語では『超かわいい』だよ。」と教えると、早速「超かわいい!」って。日本人の真似がほんと上手い。

アメリカ人の話すフランス語は、わかりにくいと思ってたけど、この子のフランス語は発音がすごくきれい。日本人の真似もそうだけど、耳がすごく良いんだね。私から見ると、会話でも活用とか発音とか完璧なのに、「フランス語を完璧にしたい」とまだまだ意欲満々で、また来年ストラスブールに帰って来るそう。もちろん仕事をしながら。

日本にいると、就職で一生決まるみたいなところがあるけど、少なくともこの友達は、そして、こちらで出会う沢山の人が、20代はまだまだ自由に生きてる。自由っていうのは、仕事をしないでって事ではなくて、やりたい事を我慢しないでやってると思う。10年後の事を考えたら臆病になって諦めることもあるけど、とりあえず2−3年食べて生活することを考えたら、例えば私ならもう一回ぐらい留学してもいいと思う。でもそうやって選んだ道が10年後どうなってるかって考えたら、就職した方がいいような気もする。そういう消極的な選び方はしたくないけど。友達の、やりたいことを何の言い訳もせずにやってみるっていう姿勢は素敵だと思った。

今の私は仕事したくないってことですな。家族に怒られそうだが。かといって院に行く気もないし。でも今もう一回留学してみる?って言われたら留学したいと思うだろうな。ただし、sauf a Strasbourg。

アメリカかイギリス行きたいなー。

またこの友達とも会えるかなー。