Mon petit doigt m'a dit.

Agatha Christie著の推理小説で、最近映画化された。推理小説に長いこと触れていなかったので、フランス語だったが買ってみた。

アガサ・クリスティは中学校ぐらいから読み始めた。ポワロに熱烈なファン感情を抱いて、ポワロものは大体読んでしまった。『ビッグ4』を読んだときは、ポワロが死んだと思って泣いた記憶がある。『カーテン』はその比ではないぐらいショックを受けた。それぐらいポワロ好きだったのね…ミーハーな所は今も全然変わってないくて、お恥ずかしい。

クリスティよりコナン・ドイルが日本ではポピュラーなのかどうかしらないが、ポワロ好きという人に出会う事はめったにない。そんなんだから、大学で一人私以上にポワロ好きを見つけたときは妙に親近感だったわけで。

アガサ・クリスティ自身もポワロというキャラクターをあまり好きではなかったようで(むしろ嫌い…?)、ミス・マープルがお気に入りだったとか。そういう意味で、敵対心から(?)、ポワロ以外のクリスティの作品には殆ど手を出さない。さすがに『そして誰もいなくなった』は読んだけど、他は記憶になし。

'Mon petit doigt m'a dit'は例外で、映画記念のようなもので。飛行機で読もうっと。オリエント急行殺人事件 (偕成社文庫)