大学の授業

月曜、火曜は授業詰まってて忙しい。それでも大分慣れてきたね。文化的な遊びがしたいけど、最近慢性的に忙しくて、できていないなぁ。

ずっと前に友人と「フランス人学者は何かしらの遊び心があるけど、ドイツ人学者は堅い感じがするよね」ということを話したことがあった(なんとなく、ね。)けど、あながち直感だけでもない、と最近本を読んだり授業を受けたりしていて思う。高島善哉氏曰く「方法態度」でしょうか。同じシリーズで『ハーバーマス』と『フーコー』を読んでるんだけど、著者の写真で、前者は証明写真のように真正面からとったものであるのに比して、後者では側方から撮った上に、視線をカメラから逸らしている、とかね。文体にしても、違うし。まぁ、偶然にしても、「フランス=遊び心」「ドイツ=堅実」というイメージが反映されてて面白かった。(もちろん内容がどうこうと言っているのではないよ。)

さてさて、フランクフルト学派を扱う授業では、相変わらずヘーゲル弁証法ばかりやっています。知らんっちゅうに(;−_−)日本でやった論理学の授業がすこしだけ役に立ったものの、全く勉強不足というのは恐ろしいです。ああ反省。
フーコーの授業の方は、まだましかな。日本でも少しはやったし。今日は本屋に行って'Surveiller et punir-Naissance de la prison-'を買った。12ユーロと安くて大満足。日本では翻訳本高くて買えないし、図書館ではいつも貸し出し中だったし、これがあれば日本に帰ってからも役に立ちそうだ♪
もう一個、映画の授業。このおっちゃんマジ何言ってるか分からん〜。おじさんのしゃべるフランス語って分からんのよ。テープおこしもしてないし、ある意味これが一番やばいな。

「分からない」ことに慣れてきたのぉ…

フーコー (「現代思想の冒険者たち」Select)ハーバーマス (現代思想の冒険者たちSelect)