Les femmes du sixième étage

大学時代の友人が偶然パリに住んでいるというので、3年ぶりに再会。偶然といいながら、すでにこちらに来てから「偶然」パリに住んでいる同級生を3人も見つけている。

ムフタルのカフェで食事をして、思いつきでそのまま映画に行くことにした。Bastilleを若干迷いつつ、映画館を発見。『Les femmes du sixième étage』。

http://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=133404.html

素直に面白かった。フランス版プリティーウーマンといった所ですかね。内容はもうちょっと複雑で、戦後のスペインのフランコ独裁政権が、出稼ぎ家政婦さんの生活に陰を落としていたりしているんだけど、世界史に詳しくないので、私はよく分かりませんでした (。-д-。)ゞヘヘ…

フランスのブルジョワ奥様たちと、スペイン人家政婦さんたちの生活やメンタリティの違いをコミカルに描いていて、でもだからといって、ブルジョワ階級が幸せというわけじゃない、というあたりに少し影を感じる映画だった。私は途中から内心、「主人公の奥様が自殺する」というような、フランス映画にありがちなドロドロの展開に転げ落ちるんじゃないかとハラハラしていたけど、最後までそういうことはなかった。

それにしても、世界史に詳しい方が絶対映画も美術も楽しいはず。ちゃんと勉強しときゃよかった。フランス語の聞き取りも、もうちょっと上達すると良いんだけどな〜。頑張りまふ (。-`ω-) んー